治療は順序を追って段階的に行い、良い結果が得られない時には、
年齢やこれまでの治療歴などから総合的に判断して次の治療へとステップアップしていきます。
- 不妊基礎検査
- タイミング法
- 人工授精
- 過排卵刺激法
- 特殊不妊検査
- 腹腔鏡検査
- 腹腔鏡下治療
- 開腹手術
※必要時のみ
- 体外受精
- 顕微授精
- 凍結胚融解移植
タイミング法
これまで、市販の排卵日チェッカーなどを使用し、タイミングを合わせた性交でも妊娠されなかった方は、
本当に自分が思っている排卵時期が合っているか通院して指導を受けましょう。
人工授精
人工授精は排卵日頃に精液を採取して病院に持参し、
カテーテルに濃縮処理した精子を入れて子宮腔内へ注入する方法です。
人工授精の時間
診察 | 曜日 | 時間 |
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午前外来 | 月〜土曜日 | 8:30〜12:00 |
夜間外来 | 月・水・金曜日 | 16:00〜18:30 |
※日曜・祝日・年末年始など病院休診日は人工授精の対応はいたしかねます。
手術
子宮鏡下手術
子宮鏡という内視鏡を通して子宮内の状態をモニターに映し出し、それを見ながら行う手術です。
手術の目的 |
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基本、静脈麻酔を行い、入院日数は3日間。
開腹手術と比べ術後の回復が早く、入院が短期間。
また、術後妊娠した場合は、例外を除き経腟分娩が可能という利点があります。
腹腔鏡検査および手術治療
何ヵ所かの小さな切開創だけで、お腹の中を実際にモニターに映し出し、画像を見ながら検査や手術を行います。
手術の目的 |
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基本、全身麻酔を行い、入院日数は5日間。
開腹手術と比べ術後の回復が早く、入院が短期間。
ただし手術操作に制限があり、熟練を要します。
当院では大沢院長が腹腔鏡の内視鏡学会技術認定医の資格を有しています。