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| 結婚して2年以上たっても妊娠しない時,その夫婦は不妊症と言えます。夫か妻,又は両方に色々な原因があって妊娠できないのです。何故妊娠できないのか,できるだけ早く診察を受け,不妊の原因を確かめる必要があります。 |
| 不妊の原因には下記に示すように色々な原因が挙げられています。不妊症の治療は,系統的な検査を受けて,まず原因を確かめる事から始まります。 |
| 夫側の原因 |
(1) 睾丸
(造精機能障害)
無精子症/乏精子症/精子無力症
奇形精子症
(2) 精路閉塞
(3) 性交障害
勃起不全(ED)
(4) ホルモン分泌異常
(5) 染色体異常
(クラインフェルター症候群) |
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| 妻側の原因 |
(1) 間脳一下垂体一卵巣の障害
無排卵性月経または無月経/黄体機能不全 多妻胞性卵巣/高プロラクチン血症
卵巣嚢腫
(2) 卵管の異常
狭窄,癒着,閉鎖,卵管水腫
(3) 子宮体部
筋腫,腺筋症,先天奇形
発育不全,子宮腔内癒着
(4) 子宮頸菅
粘液分泌不全,頸菅炎
淋菌・クラミジア感染症
(5) 骨盤内炎症,癒着
(6) 子宮内膜症,チョコレート嚢胞 |
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| 原因不明不妊 |
(1) 染色体異常
(2) 精子機能の異常
(3) 免疫異常
(4) 子宮内膜症(軽症)
(5) 黄体化未破裂卵胞
(6) 黄体機能不全
(7) 着床障害
(8) その他 |
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| 不妊の原因は,普段の診察だけでは分かりません。不妊の原因を明らかにするためには,次のような不妊基本検査が必要です。それぞれ,性周期の適切な時期にこれらの検査をひと通り受ける事が大切です。勿論、女性側の検査だけでなく,男性側の検査も必要です。基本的な検査で原因が認められない時には,精密検査が必要となります。 |
| 検査対象 |
検査内容 |
目 的 |
| 男性検査 |
精 液 検 査(2〜7日 禁欲後) |
濃度・運動率・奇形率 |
| ホルモン検査(FSH,LH,テストステロンなど) |
精 巣 機 能 |
| 検査対象 |
検査内容 |
目的 |
| 女性検査 |
子宮内膜検査(着床期前後) |
卵巣機能/結核/内膜の日付診 |
| 月経血培養(月経の一番多い日) |
結 核 |
卵管疎通性検査
1)通気・通水
2)子宮卵管造影(月経終了後より排卵期前に行う) |
卵管の器質的機能的障害の有無 |
| 頚管粘液検査 |
頸管の粘液の量/結晶形成 |
フーナーテスト
(予定排卵自前3〜7日禁欲して排卵日に夫婦生活をして来院) |
頸管粘液と精子の適合性
精子の数と運動性 |
| 超音波断層法 |
卵胞発育/内膜の発育
排卵確認/筋腫・卵巣嚢腫の有無 |
| ホルモン検査(月経周期にしたがい随時) |
卵巣機能 |
| LH‐RH,TRH負荷テスト(月経周期3〜5日日) |
間脳・下垂体/卵巣機能検査 |
| クラミジア・淋菌 |
頸菅炎/卵管炎 |
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